徳島県南、美波町由岐地区は、沖を流れる黒潮と湾の前にそびえるぬの島の陰で
台風の影響を受けない天然の良港として有史以降栄えてきました。
由岐地区の東部では、文明開化の足音がするさらに以前の江戸時代から
魚介類を入れた籠を頭の上にのせて運ぶ行商で有名になり
遠くは石川県能登半島まで行商に出向いた記録も残っています。
そうした多くの行商開拓、それに並行する漁場開拓と漁法開拓の経験と知恵を先人から受け継ぎ
由岐は今も漁業の町として歩んでいます。
そんな恵まれた漁業環境と歴史のなか、株式会社中徳は昭和55年
由岐の水産卸売業者として創業しました。
創業以来、大阪中央卸売市場や神戸中央卸売市場、京都中央卸売市場など
主に京阪神を中心に由岐で獲れた新鮮な魚介類を出荷してきました。
それから少し時間が経ち、世の中にはインターネットというものが普及し始めます。
当社が始まった頃には想像すらできない、まさに眼前の太平洋のように
大きなネットワークで繋がっている時代です。
首と腰を痛めながら歩いた我々の先人達にはどう映るのでしょうか?
当社はこの便利な時代を生きる海鮮行商屋。
新鮮な魚介類をより多くの人に
これからも漁業の町「由岐」と日本全国の「皆様」を繋ぐ存在でありたいと願います。